結婚したときに、お互いに入院保険に入りました。掛け捨てタイプだったのですが、夫の友人の紹介で入ったので保険料が高くてもそのまま払っていました。しかし、夫の離職時に保険料が負担になるので、保険自体を解約してしまったのです。解約し2年後、夫が倒れてしまいました。健康保険に入っていたものの、民間の医療保険に入っていませんでした。さらに、夫はまだ離職中で生活するだけでも苦しい時期でした。
病院を嫌がる夫を説得し、一緒に病院へ行きました。診察後、すぐに入院することになりました。脳出血の診断を受け、治療に専念することになったからです。貯金を崩して生活費に充てていたのですが、夫が私に内緒で借金をしていたことがわかりました。金額は150万円ほどでした。生活だけでも大変なのに、返済は不可能です。それに入院費の支払いもあります。
夫は、信販会社に連絡しました。入院中の返済を待ってもらうことと、退院後は親に借りて全額返済をすることを約束しました。私や子供たちに迷惑をかけないと言いましたが、黙って借金をしたことについては反省していなかったので、幻滅しました。入院中は、家には催促の連絡はなく、1ヶ月間返済を待ってくれました。
入院費は高額医療費の申請により、思ったよりも抑えられました。貯金で払える範囲でした。退院後、夫はすぐに実家へ行き、借金と病気について親に話しました。150万円借りて、すぐに返済したのですが、今度は義父への返済が始まりました。納得いかないものの、返済は私がしています。
夫の入院でピンチ
借金