家の売却に失敗した話

当時、家を新築して2年。ローン返済が厳しくなってきて家の売却を行うことにしました。まだ、築浅で大手住宅メーカーでしたの、売り手がつくまでにはそれほど時間がかかりませんでした。そして、家の売却という時、元金以外に900万円残金が残ることが判明。家の売却に際してはテレビコマーシャルもやっていて、有名な元プロ野球選手をイメージキャラクターに使っている会社で信頼していたのです。そして、あわてて連絡すると、「あれ、説明しませんでした?」とあっけなく言われ、そこから連絡もつかなくなりました。致し方なく、地元の法テラスにて相談。日本再建回遊株式会社から連絡が来て、900万の一括返済を迫られていたところでした。実際に法テラスに出向いて、事情を説明したら、即自己破産をしましょう。ということになりました。当時は自己破産というとネガティブなイメージがありましたが、担当弁護士さんの説明を聞き、弁護士費用も格安で実施してくれるということで、自己破産を選択しました。もちろん、自分の財産の身辺調査など細かい点をプライベートをさらす必要もあり、結構精神的にきついと思いつつ、借金を全額なしになるならという思いで、対応をしていきました。1回目の裁判所への申請では、自己破産面債が下りなかったのですが、2回目で、面債が下りて、自己破産決定。現在6年目ですので、もうすぐ通常の生活に戻ります。とはいっても、とくだん私生活に困ることもなく、デビットカードも作れます。こんな方も多いと思いますが、ぜひ、国の制度を有効に使って欲しいです。