よい借金とダメな借金

私の場合会社を辞めて独立したことが大きい借金を抱える発端となっています。ちなみに結論から言いますが私の借金は1億を超えています。全く大げさではなく現実の借金トータルです。そもそも大きな借金をすることになる最初は会社を辞めて商売を始めるために日本政策金融公庫から創業支援金を借りたことが始まりです。政策金融公庫は国が半分バックについているので低金利で借りられて事業計画さえしっかりしていれば審査も比較的甘く通りやすいです。私が借りたときは上限1000万でしたが今は間違えていなければ3000万円まで借りられたはずです。(それなりに自己資金が必要になりますが)その時点では事業を安定させそして発展させていくには必要と考えた借金です。要するにお金を増やすための借金です。お金を増やすための借金ですから私は良い借金だと考えます。また、事業をしてじわじわ資金が増えていくのを待つよりも借金をすることで事業拡大のスピードを上げることができる、時間を買うことができると思います。ここまでは良い借金だと思います。ですが、事業がいったん傾くと返済に追われ借金が悪い借金をすることになっていきます。家族への不安払拭や取引業者への信頼維持のために返済が厳しくなるにも関わらず、借金を重ねることが多くなります。最初は金利の低い日本政策金融公庫がお替りで貸してくれたりそれまでお世話になっていた金融機関が貸してくれることがほとんどですが状況が好転しない限りどんどん貸し渋りをしてきます。そうなると多少金利の高いところからも借り始めます。借金を返すための借金です。こうなると悪い借金でしかありません。これは序章で私の場合は業態自体が厳しくなっていた上にコロナの影響で売り上げが激減しどうにもこうにもなりませんでした。今は借金返済の裁判が多数です。飲食などをやっている方はこのパターンがおおいのではないでしょうか。私は新たに投資が少なく利益率の高い業種を模索し借金返済に向け尽力していきたいと考えています。簡単に借金はしないほうがいいというのが私の持論、結論です。