貸し続けて200万円

20代の時に小学校からの友人と再会し、遊ぶようになりました。当時私は正社員、友人はバイトという生活をしておりました。何して遊ぶのもお金は私の方が多く支払っており、「働いているからいっか」と思っていました。友人には借金があることも分かりました。レンタル屋さんのDVD返却をせず長い間延滞しており、40万円という延滞金が発覚していました。裁判所による最終通告(訴えると書面に記載されていたのは覚えています)も届いたことで友人は一気に青ざめてしまい、助けてあげたい一心で立て替えをしました。とても感謝してくれましたが、それがきっかけでお金を貸すようになりました。友人は原付の免許しか持っていなかったため、「いつか車の免許を取りたい」と話していました。けれど、自動車学校教習の多額な費用を用意するのは今更無理かもしれないと弱気になっていたので、「応援するよ」と言って自動車学校通うための費用を工面したことがあります。当時は友人も私も頑張ろう!と思っていたのですが、友人は学校に行かなくなり(後で聞くと「面倒くさくなった」と言っていました)、結局教習期間を過ぎて無効になってしまいました。最悪と思いましたが、お金を貸した私にも責任があると思い、強くは言いませんでした。「貸したお金少しづつでもいいから返してね」と言ったこともありましたが、逆ギレされたこともあり、諦めていました。毎月返してくれてはいたのですが、貸す金額の方が上回っていたため、それを続けていくうちに200万円は超えていたと思います。その後はお互い結婚出産し、今でも友人関係は続いています。友人は当時の状況を反省しているみたいで、。今でも「あの時のお金は返したい」と言ってくれます。私は「自分の生活や子どものために使ってほしい」と言い、返してもらわないことにしました。友人を助けたい一心でお金を貸しましたが、結局は貸さない方が一番だなと勉強になりました。